心の目
現実を直視しないことは、物事の有様を認めないことです。
心の目を開いていないことです。
いつまでも、どんなに時間が流れようが、何も変わりません。
日々、人は少しずつ心身共に成長していくものです。
寄り道や行った道を戻っていこうとも、心の目が開いていれば、それは無駄な道ではないのです。必要な道です。振り返れば必要だったのです。
悲しみがあるから、嬉しさがあるのです。嬉しさしかなければ、嬉しさはわかりません。悲しみもわかりません。
道は浮き沈みしながら、川の流れに乗りながら、歩んで行きます。流れに逆らわず、しかし、流されるままにならず、歩んでいくことです。
この世に必要であるから、生きているのです。まだ、役目は終えていないのです。お迎えが来るまで、心の目を開いておいて下さい。