私がまだ霊感の力が少しある程度の頃、30代後半のお話です。
それは某霊能者とお会いした時のことでした。
霊能者は事前に私が来ることを知っていた様子でした。私も行く途中、夢で見た風景と現実の風景が一致していて、出会う運命だったようです。
面談終了後の雑談の時にそれは起こりました。きっかけは霊能者が私の肩に手を置いたことから始まりました。(帰宅後、獣の歯が肩に食い込むような痛みを覚え、しばらくの間、症状は消えませんでした)
その瞬間、状況は一変しました。お互いの身体に痛みが走り、動けない状態になってしまいました。お互いのパワーがぶつかり合い、体感的にも2人の真ん中で渦がぶつかり合う感覚を覚えました。私はこのままの状況では危険だと察知し、咄嗟に心の中で複数の人物の名を叫びました。
ここから相手の認識を含んだイメージでの話となります。
相手の霊能者も私の周囲に数体の霊体が囲んで守っている状況を認識していました。しかし、その様子が次第に変化していきました。まるで2人の様子が相対して対決の模様を呈してきました。その場に緊張感が走り、一歩も引けない状況になっていました。
ちょうどその時、私の頭上から光が差し込むイメージを体感しました。それはまるで太陽が雲の隙間から一筋の光が地上に向かって差し込むように感じられました。その瞬間、私は解き放されたように身体を動かすことができました。
今回のことで、氣の存在、目に見えぬ存在(天の存在)が働くことを体感しました。私1人ではなく、支えている存在がいることを認識させられました。