天上天下
空を見上げてご覧なさい。
雲が風で棚引き、刻々と変化していきます。夜になると、星が彼方から降り注いでいます。太陽や月は輝き、大地を照らしています。
周りを見渡してご覧なさい。
草木が風に揺れて囁いています。風が草木の香りを運んできます。草木の色が刻々と変化していきます。虫の音も奏でています。四季の色音がいつまでも永遠に奏でています。
こうして、今、感じている、聞こえているのは私自身です。私自身が感じているのです。五感を通じて感じられていることが私自身そのものです。私、ただ1人だけです。これは他の人が感じているものではないのです。私だから、生きている私だから出来ることです。その感謝を受け取る、送ることが出来るのは、私自身です。
それだけ、自然を身体で感じることが大切なのです。