見えないから その2
不成仏霊は憑依体質であるかどうかすぐに識別します。
そうであっても、憑く状況でなければそれまで待ちます。
気持ちが否定的になったり、瞑想などで自己意識が消えたりした時に近づいてきます。
気持ちが落ち込んでいるだけでは憑かないのです。
「チャンスはあるな」と目を付けられるぐらいで、そのぐらいのレベルです。
街に漂う不成仏霊はいつも獲物を狙っていますが、スピリチュアルや霊に関心のない人には興味を示しません。
関心のある人でも元気一杯で前向きな人には興味を示しません。近づこうともしません。
その人が憑依されやすい気持ちになるまで待つより、他の人を探しに行った方が効率が良いからです。
不成仏霊は元々は人間です。考えることは同じです。ただ、本人の欲望や憂さを晴らすことしか考えていないのです。