動物霊 その2
部屋に相談者の家族も一緒に居た時のことです。
突然、私のことを「ニセモノ」呼ばわり。それも大声で。
これが通用しないとなると、家族の後ろに隠れて、こちらをじっと睨む。顔や仕草が狐そっくり。
私の声が全く相談者に通じないので、心の中で相談者に向けてずっと語り掛けていました。目に見えない力が助けてくれたのは事実です。お祓いを全て終えた時に、相談者は身体の奥底に押し込められた感覚で、声を出そうとしても、体を動かそうとしても全くできなかった。しかし、私が心の中で語り掛けていた言葉は、伝わっていたそうです。
今でもその時を考えると、奇跡が起きたというより奇跡を起こさせてくれた。目に見えない力を貸してくれた。
今でも感謝するしかなく、有り難いことです。