空海さんはこれをどう思う? その3
私はもし目の前に空海さんが居るとしたら、聞いてみたい事があります。
「貴方はその当時、こんなことをしていたのか?」「後世、こうなることを予測していたのか?」「この状況をどう見るのか?」等々を尋ねてみたいです。
仏様にもお聞きしたいです。
「お不動さん、貴方にはそんな力をお持ちですか?」「貴方の役割は、相談を受けることなのか?」「その存在をこの世に知らしめることなのか?」
「もし存在したとしても、お不動さんでなくても、如意輪観音さん、文殊菩薩さんや普賢菩薩さんで良いのではないか?」「越権行為ではないの?」
煩悩から解き放ち、願いを叶えるのが不動明王。
僧侶に相談する内容は、煩悩なのか?
万相談は現実的な問題。仏様は人の心を諭すことが役割なのに、そんなに現世に塗れてしまったのか!
相談者は、あわよくば仏様からのメッセージ(アドバイス)を聞きたいという邪の気持ち。伝える人も神仏の存在を見せびらかして、人を信用させる。
それは、仏の道に反しています。道を間違えた人に間違っている人が相談に来たということです。