空海さんはこれをどう思う? その2
真言宗では、浄霊や仏様のメッセージを聞くことは、本山でも総本山でも公認しているとのこと。
その僧侶は、表の顔として大変立派な方みたいです。
それに加えて、霊能力を持っているから、とても素晴らしい人らいです。浄霊の仕方や仏様のメッセージを聞く方法が怪しくても関係ないみたいです。どうも修行して、普段から立派な行いをして、霊能力を持っている僧侶は、悪い事をしないのが前提みたいです。
仏様と通じているのなら、何も聞かずアドバイスをします。仏様は天から人間の世界を見守っているから見えている筈です。
しかし、その存在は隠します。もし存在が明らかになって出現すれば、世の中は混乱します。だから、神仏はそんなことはしません。存在するような存在しないような感じが一番良いのです。主体は人であり、考えて悩むのも人です。こちらの世界は修行の場です。それを手助けしたら、何の修行にもなりません。
「神仏が世の人を助けよ」と霊能者や教祖という人達は、よく使う言葉ですが、助ける助けないは霊能者や教祖の問題であり、彼らが判断することです。神仏が「あーせい」「こーせい」と言うこと自体が間違っています。