動物霊　その3

人間の御都合で、白龍神社や稲荷神社などを建立しますが、その時だけはとても大切に扱います。

しかし、時が経つにつれ、お世話をしなくなり、見向きもしなくなります。境内の片隅だったり、雑木林の中であったりと、ひっそりと佇んでいます。寺院でもお地蔵さんなどもそうです。

神仏は人がお世話をしていないと、その場から立ち去ります。
その場が聖なる地でなくなるからです。
使いの者は、感情が少しありますので、逆恨みの気持ちが芽生え始めます。そうなってしまうと、不成仏霊と同じレベルになってしまいます。

だから、昔からお稲荷さんさんや白龍さんの扱い方は丁寧に、そして、慎重になるのです。