生命力
今、地球上で無数の草木が生えています。
その種子の数は、その何百、何千倍の数えられない程のものです。その中から、いろいろな条件が合わさって芽を出します。
人々が注目しない、気付かない場所、道端でも人知れず小さな葉を出し、小さな花を咲かせます。青や黄色など・・・
花の大きさが1〜2mm程度のものもあります。誰にも注目されていない“いのち”がほとんどです。
しかし、空から太陽の光と水(雨水)を貰って、環境や条件が最悪かもしれないが、それでも、1つの葉を出そう、1輪の花を咲かそうとしています。
自ら移動することも出来ない。人間の足に踏まれるかもしれない。前途多難なことばかりだけど、その条件の中で精一杯の事をする。
いつ来るかわからないチャンスを待っている。
もし、人間が草木であれば、どうだろうか?
それをクリアーすることが出来るのは仙人くらいしかいないだろう。
何千年も生きる木もあります。その生命力は凄いものです。
風雪に耐え、じっとしている。
その部分では見習うべきものもあります。