奈良・三輪山 その3
三輪山を4度目に訪れた時の様子です。
山頂に立っていると、何故か突風が吹いて、立っていられない程でした。立っていられないというより風で押されて足が自然に動いてしまう程の風の強さでした。
私の近くに年配の夫婦が居ましたが、全くそんな素振りもなし。まるで私のことが目に入っていないような感じでした。
夫婦の視野には、風で吹かれて、あたふたしている様子が目に映っているのにまるで何も映っていないかの様子。その時はとても不思議に思いました。
私はどうすることも出来なくて、立ち止まることさえ不可能な感じでしたので、急いで降りて来ました。そうすると少し下った所に小さな祠が建っています。
その前に祝詞か何かを唱えている女性の姿がありました。
その姿は一心不乱にという言葉がピッタリという感じでした。私の目にはとても異様な光景に映りました。思わず、見てはいけないものを見てしまった心持ちになりました。