聖なる山 奈良編 その1
私が少し霊感があるかな?という時期の頃のお話です。
奈良に修学旅行以外で行くのが初めての時のことでした。
目的はある山。ある山といっても、標高から言えば、山とは言えないぐらいの高さの山です。選んだ理由は行きたいと思ったから。それ以外なし。それだけでした。
その山へ向かう途中、柿の産地であるという看板が見えた瞬間、思わず「前に行った時に見たことがある」と言ってしまった。
目的地の小さな山に近付く頃には、夕方近くの時刻に。沈みかける太陽の西日が山を照らし、山の輪郭がキラキラと光っていました。その光景は、この世のものとは思えない程の綺麗さでした。とても神秘的でした。