ぞんざいな扱い その1
とある日、車を走らせていると、その先の信号で大渋滞。
その瞬間、意識が一瞬、消えました。
慌ててブレーキを踏みました。「何か」と思ったけど、目的地まで行かなければならないので、そのまま通過。
後日、その道を通過しました。同じ状況で同じ現象。
周りを見渡すと、寺院の名が書いてある看板が目に留まりました。
石段が連なる小高い山の上にある寺院。車を引き返して、その石段を登りきると、正面に本堂が見えました。
本堂を覗いてみると、砂埃まみれ。何年も掃除をしていなくて、まるで廃墟のような建物。
布団には、人が座った跡もなく、本堂の中を歩いた足跡もなし。
その光景を見ると、とても悲しい気持ちになりました。
本堂に連なっている建物は扉は開いていて、そこには東海地方で有名な近代の山岳宗教のものがきれいに祀られていました。山岳宗教と言っても、新興宗教ですので、その寺院は名ばかりです。
その宗教に関係があった人を何人も浄霊したことがありますので、そこの人も…。
真な人であれば、仏様に対してそんな扱いをしない筈です。
そうでないから、そんな扱いが出来るのでしょう。