美輪明宏さん その3
平成22年2月21日、一宮市民会館で「美輪明宏音楽会」が開かれました。
前回書かなかったことを書きたいと思います。
今回は子供や老女の情景を唄うシーンのお話です。
スポットライトが当たり、舞台に美輪明宏さんの影が映ります。2階から見ないとなかなか分らないかも知れませんが、子供や老女の情景を唄うシーンにると、美輪明宏さんの影がそのように変化します。
観客は本人を一生懸命見て、歌声に聴き入ります。しかい、私はどちらかと言うと、美輪明宏さんの周囲の空気と影に注目したり、照明が落とされた瞬間の間(ま)などを見ています。
改めて感じたことは、美輪明宏さんという人物の凄さです。この背景には宿命・使命もありますが、仏教などに精通していて、日々の精進の賜物ではないかと思います。