感謝より有難い
「感謝」や「有難う」という言葉はとても重要です。
それよりも、もっと大切な言葉があると思います。
現代では、「感謝」や「有難う」は私や対象の人に、してくれたことに対しての言葉です。してくれなかった時には、その言葉は出てきません。その人の心の中に、「有難い」という言葉が存在していれば、してくれようが、してくれなかろうとも、関係ありません。存在に対して、それ自体に有難いと思えれば、心穏やかに暮らせるかもしれません。
言葉使いが間違っていると思いますが、「感謝」や「有難う」は尊敬語、「有難い」は謙譲語だと勝手に思っています。
昔のおばあちゃんが「有難い。有難い。」と口癖になっている方もみえました。
その気持ちは出しゃばらない、和、無償の愛にも通じるかもしれません。