滋賀県 在原の里へ
滋賀県の余呉湖から足を延ばして、原風景が残る在原の里へ。
地図を見て、在原の里と表記してあったので、何だろうと興味が湧き、何も知らずにこの地に。そこは在原業平に縁がある地であるそうです。
在原の里へ行く途中、坂道を登って行くと、目の前には空の青さと大きな白い入道雲。その青と白の色彩のコントラストに心を奪われました。
人の手ではとても描くことができない自然の大きなキャンパス。
その時の心は、少年に戻った感じでした。
見たまま、心に感じたまま、感じたことをそのまま受け止めた。
本当にそのままでした。
そして、数が少なくなってしまった原風景と言える在原の里。
今の現代人が忘れてしまったもの。この世から消えようとしている風景。懐かしくもありますが、心が痛みます。
自分の心に問い掛ける気持ちになりました。