「自然」という言葉
自然体。自然のままに。「自然」という言葉はとても意味深いものであります。
自然はありのままを映し出すものであったり、何かを作り出すきっかけを与えてくれたり、時には、人の心を諭す言葉でもあります。
地球は太陽の廻りを巡っているから、1年という四季があり、自転するから1日という時間があります。
大地から見れば、太陽は東から昇り、西へ沈み、昼から夜へと移り変わります。これも1日です。
立つ位置が違うけれど、物事の道理は同じです。
自然は恵みをもたらし、大地の泉を溢れ出すものでもあったりします。発明や発想も自然からヒントを得ています。
自然には命があります。息吹を感じます。しかし、人工物には命が宿っていません。壊れたら、それで終わってしまうものです。役目を終えてしまいます。その時点で時間が止まってしまいます。
自然と向き合うことは、自分と向き合うことです。自然はその人の映し鏡です。その人の心を映すものです。