時すでに遅し その4

本人の意識があれば、肉体と本人の意識がまだ繋がっていますので、幽霊の存在は身体にとって違和感しかありません。

しかし、本人の意識がなくなれば、幽霊の存在に対して違和感がなく、幽霊そのものが肉体と合致してしまいます。
逆に、本人の意識が肉体にとって違和感になります。

お祓いをするということは、その違和感なものに焦点を合わせます。そこを攻撃するから本人にはダメージがありません。
合わさった肉体から本人の意識が抜け出すことがないからです。