心霊番組の現場 その4
相談者の自宅でのお祓い後に、改めて今までの経過を聞いてみると、最初に話されたことと違っている点が幾つもありました。
主犯格の不成仏霊の情報操作です。間違った情報を頭の中に入れてしまうと、相手を攻撃しても、芯には当たりません。そんなことは当然、主犯格は知っています。有利な形勢に持ち込めれば、それだけ身の安全が謀れます。
それに、相談者の自宅に行く前日と前々日に遅い時間に霊視や相談の依頼。夜の10時、11時となってしまったので、肉体的にも精神的にも負担増です。
そうなると、集中力が落ちますので、こちらの攻撃力も弱くなります。最後まで持続しなくなります。
そして、当日にも、以前にお祓いをした人から連絡がありました。到着の1時間前に、「不成仏霊を見たからどうしたらいいのか」という相談でした。
私の頭の中に、どうしてもその情報が入ってしまいます。
集中したい時間帯に集中力を削ぐことになります。
あの手、この手と仕掛けてきます。