奈良・三輪山 その5
ひとつのことに気を取られていると、それまでの道は行くまでの道にすぎません。
しかし、縁あって三輪山を訪れる度に、色々な事に遭遇しました。振り返ってみると何が大事なのか、大切なことは何なのかを山が教えてくれているのではないかと思いました。
山そのものの道のりがその人の人生であり、考え方であり、その目的が何であるかと山自身が人に尋ねているのではないでしょうか。
三輪山は御神体ですので、パワースポットとか、登るとエネルギーが貰えるとか、霊能者や一般の方でさえ、そんなことを言っている始末。山に登ったら、空想の動物の姿が見えたことは私の霊能力が凄いからと誇示している方もみえます。
山に足を踏み入れる気持ちが、その人の心を映していると思います。山そのものがその人の心の鏡かもしれません。