1つしかない
霊視や浄霊で相談に来られる人の中には、1つの言葉には、1つの意味、1つの感情しかないと考えている方もみえます。単発的な考えを持っている方もみえます。
例えば、怒られたとします。怒られたのは怒られたことに間違いはないのですが、それだけを取り上げてしまうと、物の見方を本当に間違えてしまいます。
本当に怒っている、憎しみを持って怒っている、愛情を持って怒られている、成長を促す為に怒るなど様々なシチュエーションがあります。
人は言葉の世界で生きています。文字の世界でも生きています。昔と現代の今では余りにも違いすぎて、懸け離れています。情緒、風情、風流などの心も薄れています。
現代では1つの言葉は1つの単語であり、1つの文章も1つの単語になりつつあります。現代人の心の姿勢も、知ろう、理解しようというより、知らないものは知らない、知っている、理解しているという傾向が強いように感じられます。1つだけという人は…。