シンプル その1
この世界で目に見えるものはこの世だけです。
目に見えない世界には、人間の世界に成仏していない霊が混在している世界、そして、天国(成仏した霊の世界)と大いなる力(サムスイング・ブレート)の存在だけです。神仏はメッセンジャーの形として現れたものです。
霊界というのは天国の世界です。悪事を働くものもいるなどといわれますが、成仏していればそんなことをすることはありません。「神仏と会話をした」「神からお告げがあった」などということはありません。神仏の世界には言葉がありません。言葉ではなく、心や肌で伝えます。神仏の姿で言葉を言うのは、この世にいる霊が変装して発した言葉です。
天国から伝えにくることはありますが、神仏の姿に変装することはありません。身体を通じて言葉を伝えたりすることはありますが、自ら言葉を発することは稀です。
神仏と通じ合って、やり取りすることはありません。全く別の世界と、この世との交流はありません。2つが通じることはありません。この世から発信して通じることはありません。
高次元や高級霊という言葉がありますが、この世にウロウロしている霊が神になりたい、人間を支配下におきたい、奉られたいから、憑依して発した言葉か、全く力のない人が便宜上、都合がいいから使用したものです。
高次元や高級霊がもし存在するとしたら、低次元や低級霊が存在してもおかしくはありません。低級霊という言葉は存在しますが、それは奉られた霊から見た言葉です。
この世、あの世などは複雑なものではなく、凡人では計り知れないものではありません。とてもシンプルなものです。それをシンプルに伝えないのは、シンプルにすればその人の綻びが出てくるからです。